電力自由化の目的 電力自由化いよいよ本番

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

NHKで放送されていた『電力自由化』での専門家の意見

電力自由化に参入している業種というのは色々。

ガス・石油・携帯・鉄道・ケーブルTV・スーパーなど他にも色んな業種が参入しています。

電力自由化に参入する企業⇒

これらの参入企業は、どのような方法で電力を供給してくれるのか。

大手電力会社や再生可能エネルギー、自前・工場自家発電・太陽光などがありますが電力市場から買い取るというのが一番多いようです。

たぶん電力市場はここだと思う。

JEPX⇒

要するに卸から仕入れるって感じなのだろう。

ほとんどの電力供給会社が値段だけを誇張しており、金額だけを比較して電力会社を選びがちです。

電力の自由化は東日本大震災がきっかけとなってできました。

目的が何なのか、意思を持って選ぶ事も大事かもしれません。

電力が自由化される時何か変わる?

電気の供給に関しては従来と変わりはないそうです。

電気の質も停電の心配もありません。

メーターが従来のメーターからスマートメーターに変更する事になりますが、費用は不要です。

実は微妙

再生可能エネルギーを高値で買い取るという義務付けFIT(固定価格買い取り制度)を設けたが、実は想定よりも電力量が足りてないため、見直しされる可能性が出てきている。

書類上の自己申告電力量だけで企業を参入させてしまったため、ほとんどが過剰申告。

実際にはそこまで電力量は賄えないというのが事実。

しかも新規参入企業には怪しい企業も多いのだとか。

電力構成

電力構成というのは電力事業に参入した企業に開示する事が望ましいとされているが義務付けはしていない。

各電力供給会社が再生可能エネルギー・原発・天然ガス・石油・石炭をどのぐらいの割合で使うつもりなのかという事。

この電力構成を開示している企業はかなり少ないという。

ちなみに日本の国の電力構成はこうである。

【2013年】

  • 再生可能エネルギー 11%
  • 原発        1%
  • 天然ガス      43%
  • 石油        15%
  • 石炭        13%

原発が1%なのは地震の影響で止めたから。

これを日本は2030年の想定をこう出している

【2030年】

  • 再生可能エネルギー 22-24%
  • 原発        20-22%
  • 天然ガス       27%
  • 石油         3%
  • 石炭         26%

『脱原発』を口にした阿部首相だが、目的が見失われた方向へ行こうとしているのが気になります。

実際の電力の供給法

もし脱原発を考える人が再生可能エネルギーを使う事を選び、電力構成で再生可能エネルギーを選んだとしても、供給がそこからダイレクトに来るのではなく、全ての電力所からの送電が送電線の中で混じって送られてくる。

そのため、再生可能エネルギーを使っているとみなしながら電気を使用する事になります。

再生可能エネルギーで賄いきれない電力を、従来の発電所が発電して安定させるような状態になります。

 

電力構成を知らないまま価格だけで電力業者を選んでしまうと、原発の供給が可能性が高くなる事もあり得ます。

料金の値下げ競争があると、原発を増やさざるをえないかもしれません。原子力は価格が低いようです。

しかし値下げ競争が激化してくると、原発の安全性など今まで以上に対策に費用が掛かる事をクリアできるのか、また原発を古いまま使う可能性も最悪の場合出てきます。

消費者が価格にばかり目が行きがちになると、将来的な投資が出来なくなり、長期的な安定供給が見込めるかどうか怪しいのです。

 

2030年の想定に原発の使用を増やしていくという想定をしている日本が、安売り競争の中で原発を今まで以上の安全性の対策費用を投じて、安全性を確保したことを国民に的確に伝え供給していけるのだろうか。核はゴミ処理問題もあり、安売り競争に巻き込まれると通常やっていけないのではないだろうか。

電力自由化の目的

  • 原発依存を減らす
  • 再生可能エネルギーなど発電の多様化
  • CO2削減
  • 災害時の被災を少なくする
  • 地域地域に電力会社が出来る

災害時に電力が地域地域で発電していれば、大規模な被害が防げるようです。また、地元地域の電力を使う事で地方でお金が回り経済的にも良いようです。

CO2の削減に関しては2030年の想定をみると『?』な感じがしますが。

電力市場から買い付けて小売りする業者はなぜ安い?

通常製造卸より小売りが安いなどという事は考えられません。

それでも安く提供できるのは、別事業が本体としてあるため、それとの組み合わせで価格を調整しているようです。

総括原価方式

これまでの電力会社は総括原価方式というやり方でやってました。

『原価+経費』このやり方で無駄が多いのではという指摘もあったようです。

これを自由化するとコストダウンし競争するのはいい事なのですが、ヨーロッパでは失敗しています。

最初は安いのですが段々と値段が上がっていき3倍近くになっています。

しかし原材料の高騰や他の要因もたくさんあるため、なんとも言えないのが本当の所。

 

まとめ

電力の自由化の本来の目的を見失い、価格だけで選んでしまうと電力の自由化自体が意味が無い物となります。

安い所を選ぶのではなく、方向性を打ち出している企業に1票を投じるという考えも持つと選ぶ基準が生まれてくると思います。

電力を選択した後も、仕組みの検証や将来性の確保など色々と検討しながら仕組みを作り上げる必要があります。

来年はガスも自由化されるようです。

安いと言うだけで選んでしまうと、結局失敗するのは目に見えています。

安い物を賢く選ぶのではなく、日本の国をどうしていくのかで選ぶという観点も必要になります。

電力構成で比較して選ぶ事で、どのエネルギーへ資金を投じるかという事になります。

価格ではなく、自分の意志で選んでみてください。

選挙で知らないオジサンに1票入れるよりは、明確で確信の持てる選択だと思いますよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

スポンサーリンク

WEB検索

カスタム検索

ブログランキング

コメントを残す

*